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<Author: 李白>
<Title: 春思>
<Format: 五言古詩>
<Year: 1988>
<BookName: 唐詩三百首詳解  上卷>
<Translator: 田部井文雄>
<style: 現代文有假名>
<style2: 日本現代譯文附假名標注>
<TranslatedTitle: 春思>
<BookPage: 176>
<UsedPage: 1>
<Feature: 0>
<End Header>
<Poem>
燕草如碧絲，
秦桑低綠枝。
當君懷歸日，
是妾斷腸時。
春風不相識，
何事入羅幃。
<End Poem>
<Translation>
夫（おっと）の遠征（えんせい）する北（きた）の国（くに）燕（えん）の地（ち）の草（くさ）も、今（いま）や、ようやくみどりの糸（いと）のような新芽（しんめ）を出（だ）しているでしょうか。ここ、都（みやこ）の長安（ちょうあん）のある楽（らく）の地方（ちほう）の桑（そう）の木（き）は、みどりの枝（えだ）が垂（た）れさがっています。

あなたが帰郷（ききょう）を思（おも）うであろう日（ひ）こそは、わたしが断腸（だんちょう）の思（おも）いでいる時（とき）なのです。それなのに春（はる）の風（かぜ）は、知（し）り合（あ）いでもないのに、どうしたことか、わたしの部屋（へや）のうすぎぬのカーテンの中（なか）に入（はい）ってくるのです。
<End Translation>